2018.09.01
 

SAKE2020プロジェクト

日本酒ヒストリア 近現代史を探る(3)「三浦仙三郎と広島の酒」

<ご報告と御礼>

「SAKE 2020 PROJECT」では、このたび三浦仙三郎と広島の酒に焦点を当て、「第3回 日本酒ヒストリア」を開催いたしました。70名近い多数のお客様のご来場、ありがとうございます。

わたしたち「SAKE 2020 PROJECT」では、きたる東京オリンピックが開催される2020年に向けて日本酒の魅力を国内外に広く発信し、世界の酒としてひとりでも多くの人々に飲んでいただくことを目的に活動しています。
 その一環として「日本酒ヒストリア」シリーズと題し、近代以降の酒造史の中でエポック的な存在となる地域と人物を取り上げ、歴史的な意義や功績、現代の日本酒業界に及ぼす大きな影響について解説し、またきき酒を行ないながらその魅力や産地特性を伝えていく会を実施してまいりました。

 第1回は熊本の協会9号酵母と野白金一先生(2016年9月)、第2回は静岡酵母と川村傳兵衛先生(2017年5月)にスポットを当て、1昨年より毎年1回のペースで開催しております。第3回は、三浦仙三郎と広島の酒に焦点を当てて開催いたしました。

 三浦仙三郎が開発した「軟水醸造法」は吟醸造りの先駆けとなり、その後スタートした「全国清酒品評会」では広島の出品酒が圧倒的な好成績を収め、新たな吟醸産地として台頭していきます。これが大きなきっかけとなり全国各地の銘醸家の奮起を促し、今日に続く地方銘酒が技術、品質面で日本酒をリードする、大きな潮流を生み出したのです。

 その偉大なる功績を顕彰し、吟醸酒発祥の地としての広島と、その酒造りの根幹を支えてきた広島杜氏について、講義ときき酒を交えながら魅力をお伝えいたしました。

 SAKE 2020 Project代表で この「ヒストリアシリーズ」の仕掛人である松崎晴雄と、広島杜氏組合長の「竹鶴」石川達也杜氏の熱い対談。加えてご参加頂いた広島の「富久長」杜氏 今田美穂さん、「加茂鶴」杜氏 椋田茂さんを交えてのパネルディスカッション。20種類の広島酒のテイスティングと、担当者が準備した広島ならではの酒肴を堪能し、改めて広島の酒の魅力を感じて頂けたかと思います。

 多くの皆様のご来場、ありがとうございました。

※ 今回のイベントの収益の一部から、7月上旬に発生した「西日本豪雨災害」義援金として、広島県酒造組合に68,210円を寄附をさせていただきました。

 

 ■ 主催  「SAKE 2020 PROJECT」(有志による非営利目的の任意団体)
 ■ 日時  9月1日(土) 16時~20時
 ■ 会場  国連大学中庭左奥 1階ラウンジ(東京都港区表参道5-53-70 Aoyama Farmer’s Market Community Lounge
 ■ 募集人員  100名
 ■ 会費  8,000円

 ■ スケジュール(講演会・きき酒・懇親会の3部構成)
     15:30  受付開始
     16:00  第1部 講演 
           「三浦仙三郎と広島の酒が残した大きな功績」  松崎 晴雄
           「広島杜氏の歴史と現況」  石川 達也 杜氏(広島杜氏組合組合長)
           (ともに仮題、各50分程度)
     17:45  第2部 きき酒
            広島を代表する酒蔵5、6社のブースを設置して各社製品のテイスティング
     18:30  第3部 懇親パーティー
            広島の酒と肴を楽しむ蔵元を交えた交流会
     20:00  終了